1-3-23：ブランド、ブランドイメージ

8．基盤や本質　62の優先語彙：61～62

「ブランド・ブランディングに関する158語彙：8分類と62の優先語彙」で紹介した8分類に沿って、62の優先語彙を解説しています。ここでは「分類8．ブランドの基盤や本質に関連するもの」として、ブランド、ブランドイメージを解説します。

62の優先語彙は、本項で最終回です。次項からは、残りの96語彙を提示したのち、8分類に基づき順に解説していきます。

ブランド（Brand）

製品やサービスに対する認知、イメージ、価値、アイデンティティを総合的に表現する概念です。

• 事例1：Appleは、革新性とデザイン性を強調するブランドとして、顧客の心に強く訴えています。

• 事例2：ナイキは、「Just Do It」というスローガンを通じて、スポーツに情熱を持つ人々に強くアピールしています。

• 事例3：Nestlé は、世界的に有名な食品・飲料メーカーであり、特にネスカフェやキットカットといったブランドが有名です。

ブランドイメージ（Brand Image）

顧客がブランドに対して抱く印象や感じるイメージ。ブランドエクスペリエンス、広告、製品品質などに基づいて形成されます。

• 事例1：トヨタは、信頼性と耐久性に強いブランドイメージを持っています。

• 事例2：コカ・コーラは、爽やかさや家族の団らんと結びついたブランドイメージを世界中で広めています。

• 事例3：ユニクロは、手頃な価格で高品質かつ機能的なアパレルを提供するというブランドイメージを築いています。