1-3-13:ブランドロゴ、ブランドネーム、ほか

ブランドロゴ、ブランドネーム、ブランドパーソナリティを解説します。ロゴは視覚的シンボルで認知度を高め、ネームは覚えやすさを高めて価値を伝え、パーソナリティはブランドの人間的な側面を表現します。
1-3-13:ブランドロゴ、ブランドネーム、ほか

3.要素やアイデンティティ 62の優先語彙:28~30

「ブランド・ブランディングに関する158語彙:8分類と62の優先語彙」で紹介した8分類に沿って、62の優先語彙を解説しています。ここでは「3.ブランドの要素やアイデンティティに関連するもの」より、ブランドロゴ、ブランドネーム、ブランドパーソナリティを解説します。

ブランドロゴ(Brand Logo Icon)

ブランドを象徴する視覚的なシンボルや記号。ロゴはブランド認知に大きく影響し、顧客の記憶に残る重要な要素です。

事例1:Appleのリンゴのロゴは、世界中で瞬時に認識されるブランドロゴです。

事例2:キリンビールの麒麟のイラストは、ビールブランドのロゴとして広く認知されています。

事例3:スターバックスの人魚のマークは、コーヒーブランドの象徴として広く認識されています。

ブランドネーム(Brand Name)

ブランドを象徴する名称。顧客に覚えやすく、ブランドの価値やメッセージを伝える役割を持ちます。

事例1:Googleは、シンプルかつ世界中で覚えやすいブランドネームを持ち、検索エンジンの代名詞となっています。

事例2:ナイキは、勝利の女神NIKKE(ニケ)に由来するブランドネームで、スポーツブランドとしてのメッセージを伝えています。

事例3:Amazonは、世界最大の川の名前を用い、巨大な商品ラインとサービスの広がりを象徴するブランドネームとしています。

ブランドパーソナリティ(Brand Personality)

ブランドが持つ人格的な特性やキャラクター。顧客がそのブランドに対して感じる「人間的な側面」を表現します。

事例1:ハーレー・ダビッドソンは、自由で冒険的なブランドパーソナリティを持ち、ライダーたちに強く支持されています。

事例2:任天堂は、楽しさと創造性を重視したブランドパーソナリティを通じて、家族全員が楽しめるブランドとして認識されています。

事例3:モスバーガーは、こだわりの素材と健康志向を反映したブランドパーソナリティで、顧客に安心感を提供しています。

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《西口一希》

ブランディングの3つの目的+158語彙:8分類と62の優先語彙