Wisdom-Betaのビジョン
情報と知識のカオスから脱却し、マーケティングの「知恵」の獲得を。
Wisdom Evolution Company 代表 西口一希
Wisdom-Betaとは?
Wisdom-Betaは、世の中にあふれる玉石混交のマーケティングの情報や知識を精査し、実務に活用できる知識を厳選・体系化した学習ウェブサイトです。2024年現在は、無料です。
Wisdom-Betaで目指すのは、マーケティングに携わる人が実践に役立つ「知恵」を身に付けることです。活用できない単なる机上の空論や、誤った知識に惑わされず、実務に活用できる知識を体系的に習得し、実務経験と照らし合わせて「知恵」を獲得することを支援します。
Wisdom-Betaは、マーケティングに関わっていない学生から実務経験10年程度のマーケターを主な対象としていますが、知識と経験内容は多様なので、一律の学習体系ではなく、それぞれに合った知識を学習できる体系化を目指しています。また、10年以上のキャリアのある方、知識と実務経験が豊富なCMOクラスの方でも、最新の知識の習得と既知の知識の再確認に役立てていただけることを想定しています。
「知恵」を習得した先にあるのは、売上と利益責任を持つ総合力のあるCMOであり、マーケティング能力を備えた事業責任者、ひいては経営者です。Wisdom-Betaで学ぶ方々には、ぜひ、そうしたビジョンを持っていただけたらと考えています。
Wisdom-Betaの3つの特徴
Wisdom-Betaには、3つの大きな特徴があります。
1.体系化された知見
Wisdom-Betaでの学びは、すべてが連携しています。DIKWモデル(※あらゆる情報を「Data-Information-Knowledge-Wisdom」の4階層に分けたフレームワーク)に基づき、現状を適切に洞察し対応できる「知恵」を身に付けられるよう、膨大なマーケティングの知識を再編集し、実務で活用できるように具体的な活用事例を含めて解説していきます。さらに、運営社・Wisdom Evolution Company代表の西口一希の理論「顧客起点マーケティング」「顧客起点の経営」を含めたすべての知見を集約し、体系化しました。
2.世の中に即した時事性
「どのようなマーケティングが最適か」は、常に変わっていきます。なぜなら、顧客が刻々と変化するからです。それは社会の変化や技術の発展と表裏一体なので、古典を理解しながら新しい手法や事例をキャッチアップし、取捨選択する必要があります。Wisdom-Betaでは随時、時事性のあるテーマの解説やコンテンツを公開して、学習者を支援します。なお、1の知見についても、常に更新していきます。
3.情報の質と網羅性
2000語以上のマーケティング用語辞典、100種以上のマーケティング手法をはじめ、Wisdom-Betaには膨大な解説コンテンツがあります。いずれもプロジェクトメンバーがすべてに目を通し、質を管理しています。仕事上で知りたいことがあった際、広くインターネット上で検索して迷うのではなく、Wisdom-Betaを確認すれば一定の質の情報にリーチできるよう構築しています。
なぜ開発したのか?
この学習プログラムを開発した背景には、「マーケティングに関する情報や知識は実務に使えるものも、使えないものも玉石混交で、増殖し続けている」「体系化されない膨大な情報と知識の中で、何をどこから学ぶべきか分からず混乱に陥る人が多い」、そして「情報や知識は学んでも、そのままでは実務で活用することも、抜きん出た実績につなげることも難しい」という3つの課題があります。
今、マーケティングの領域には、書籍やWebメディア、セミナーやアプリなどさまざまなフォーマットの学習コンテンツが提供されています。それぞれ学びがあるものの、得られた知識を実務に落とし込み、具体的に行動を変えて成果を上げられるかどうかは、個々人の力量に大きく依存します。知識を実務に生かせるレベルの知恵へと昇華させることが難しく、特に経験の浅い方には、情報の消費に留まることが多いのが現状です。また、検索すれば何かしらの情報が提示される時代ですが、ネット上のコンテンツはそのすべてが正しいわけではありません。
理想的な学習には、実務に役立つコンテンツが厳選され、それらが全体として体系化されていることが重要です。それらを学習者自身の必要性や興味に応じて取捨選択しながら学ぶことで、実務で活用できる「知恵」に変換されます。また、そのコンテンツ群と体系は固定せず、顧客や社会の変化に合わせて常に更新されるべきです。それを実装したのが、Wisdom-Betaです。
皆さんの活用の仕方に応じて、Wisdom-Beta自体も進化させていきます。ぜひ、それぞれの学びを深めてください。
Wisdom Evolution Company
代表 西口一希