
スティーブ・ジョブズ:心を動かす製品を生む「6つの原則」
Appleの共同創業者スティーブ・ジョブズ。iPhoneやMacなど、人々のライフスタイルを変えた製品を生んだ彼の「情熱・美学・哲学」を起点とした原則を紹介します。
1. 情熱:困難を乗り越える唯一のエネルギー
「本当に好きなことを見つけなさい。それがなければやり遂げることはできない」。
スタートアップは想像を超える困難や失敗に見舞われる
損得勘定ではなく「これをやらずにはいられない」という内なる衝動が自分を支える
「儲かりそう」「流行っている」という動機では壁にぶつかった時に心が折れてしまう
2. 顧客体験からの逆算:技術は後からついてくる
「最高の体験」をまず描き、それを実現するための技術を探す。
多くの企業は持っている技術(Technology)からスタートし、どう売り込むかを考える
ジョブズは逆に、顧客がどんな感情を抱き、どんな瞬間に心が高鳴るかを徹底的に考えた
技術的なスペックではなく、人間的な感情や感覚を起点に製品を構想する
3. 捨てる勇気:「No」と言うことの重要性
「何をやらないかを決めることは、何をやるかを決めるのと同じくらい、いやそれ以上に重要だ」。
Apple復帰際、乱立していた製品ラインナップの大半をバッサリと切り捨てた
本当に重要な少数の製品に経営資源を集中させる
機能やボタンをやみくもに増やさず、徹底的に削ぎ落とすことで本質的な美しさを際立たせる
4. Aクラスの人材しか採用しない:妥協は凡庸を生む
「最高のプロダクトは、最高のチームからしか生まれない」。
一流の人材(Aクラス)は、一流の人材としか働きたがらない
一旦妥協してBクラスを採用すると、さらに下のCクラスを呼び込み、会社全体が妥協の文化に支配される
求めるのは単なる優秀さだけでなく、細部まで魂を込められる「クラフトマンシップ」と理念への共鳴
5. 細部への執着:「神は細部に宿る」
常人には理解できないほどの完璧主義と、それを実現するための粘り強さ。
初代Macintosh開発時、ユーザーの目に触れることのない内部の基板デザインまで美しく仕上げるよう要求した
「見えないところまで魂を込めてこそ本物。ユーザーはそれを無意識のうちに感じる」という信念
自分が納得できるレベルに到達するまで、何度も失敗を繰り返しながら製品を磨き上げる
6. 直感に従え:未来はデータの中にはない
「人は、それを見せられるまで、自分が何を欲しているか分からないものだ」。
市場調査のデータやフォーカスグループの結果に過度に依存しない
世の中がまだ言葉にできていないニーズを先読みし、形にする
既存の延長線上にはない「真のイノベーション」を生むのは、自らの直感とビジョンを信じる力
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