
マーケットが多様化する時代、最注目の「N1分析」
ベストセラー『顧客起点マーケティング』の著者で、Wisdom-Betaの責任編集を務める西口一希の新刊『ビジネスの結果が変わるN1分析 実在する1人の顧客の徹底理解から新しい価値を創造する』(日本実業出版社)が11月22日に発売になりました。
「N1分析」とは、名前のある実在する1人の顧客を徹底的に理解し、その顧客が価値を見出す便益と独自性を見極め、具体的なプロダクト(商品やサービス)のアイデア、訴求するための伝達方法としてのコミュニーケーションのアイデアを洞察する帰納的アプローチ。西口自身が提唱し、実践を続けてきた手法でもあります。
顧客自身も気づいていない、もしくは、言語化できない、潜在的なニーズを洞察し、新しい価値を創造するに至るまで分析できるのが特徴です。
ケーススタディでは、N1分析で圧倒的な結果を出しているアサヒビール、パナソニック コネクト、シロク、アックスヤマザキを西口自ら取材し、さまざまな形態の企業に共通する成功要因を抽出しました。
ケーススタディ1
N1分析で新市場を開拓し、停滞から大躍進を達成したメーカー:アサヒビール
ケーススタディ2
縮小し続ける市場で異例の大ヒット商品を開発した老舗メーカー:アックスヤマザキ
ケーススタディ3
成熟したマーケットで独自便益を築き、成長を続けるスタートアップ:シロク
ケーススタディ4
「顧客起点」に組織を変革する大企業のBtoBマーケティング:パナソニック コネクト
「N1分析」のポイント
詳細は書籍をご覧ください。ここではポイントのみご紹介します。
マーケットは塊ではない。心理のある個人の集合がマーケット
塊であるマーケット全体をセグメンテーションすると、最小単位は「N1」
「具体的に実在する1人の顧客」がすべての起点になる
まず「ロイヤル顧客」に話を聞く
「外れ値」に注目することで、新しい切り口が見つかる
大きなチャンスは「常識」の外にある
20人くらいにインタビューすると、アイデアが見えてくる
N1インタビューでは「4W1H」で深堀する
押さえるべきは、お客様の心が動いた「強い瞬間」と「変化」
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